本屋さんで便意を催したことはありませんか?
私は何度かあります(笑)。
同じような体験をしたことがある人は多いようで、テレビでも取り上げられたことがあるくらいです。
それを利用すれば便秘持ちの人には特効薬となるかもしれませんね。
本屋にいるとなぜ便意を催すのかその理由を探ってみると、いろいろ出てきたのです。
便利なスプレーもあるので参考にしてください!
目次
名付けて青木まりこ現象
本屋で突然便意を催すことを青木まりこ現象といいます。
青木まりこさんという人が「本屋に行くたびに便意を催す」という内容の体験談を雑誌社に投稿し、それが掲載されたことに由来します。
同じような体験をしている人が多かったことから、実名である青木まり子さんの名前にちなんで名付けられたそうですよ。
本人はうれしいのかどうかは定かではありませんが。
なぜ本屋で便意?
本屋で便意を催す原因には諸説あって、これだっ!という原因はまだ明らかになっていないようです。
考えられている説をいくつかご紹介しますね。
ニオイが原因
本屋の紙やインクのニオイが便意を促すという説。
これは有名なので聞いたことのある人も多いと思います。
トイレに本や新聞を持ち込む習慣のある人は、紙のニオイで刺激を受けるというものですが。
私は一度もトイレには本などを持ち込んだことはないので、これには納得できません。
インクのニオイに関しては、私の実家が印刷屋でインクのニオイはよく嗅いでいましたが、一度も刺激されたことはないので、それも違うだろうと。
姿勢が原因
少しうつむいた姿勢で立ち読みする姿勢が便意を生じさせるという説。
この時荷物を持っていれば腹筋に力が入り、さらに便意が促されるということです。
排便には腹筋が必要なので、これはなんとなく理解できそうですが、私は腹筋に力を入れるほど大きな荷物を持って本屋に入ることはほとんどないので、疑問の余地があります。
視線が原因
本の背表紙の文字を縦方向に視線を動かして追うことで便意が促されるという説。
垂直方向の眼球運動が便意を促すのなら、家で本を読むのと一緒じゃないのと思いますよね。
これにも根拠はないようです。
リラックスが原因
好きな本を探すという行為がリラックスさせて便意を促すという説。
リラックスしている時は副交感神経が活発になり、腸のぜん動運動も促されます。
確かにこれは一理あるかもしれませんね。私も本屋で時間を過ごすのは好きなので、落ち着ける空間です。
もっと落ち着けるのはお風呂ですが、残念ながら(?)お風呂では一度も便意を催したことはないんですよね。
これはどう説明するんでしょう?
思い込みが原因
本屋で過去に便意を催したことがあって、本屋にいるとまた催すかもしれないという期待や、多くの人も同じような経験をしているという裏付けから、本屋=便意という条件反射が起きるという説。
これもあるかもしれませんね。
思い込みの力は意外と大きく、プラシーボ効果とも呼ばれます。
プラシーボという偽薬を飲むと、本物の薬を飲んだ時と同じような効き目があるというものです。
以前テレビで芸人さんがアルコールが入っていないことを知らずに、お酒として渡されたものを飲んだらどうなるかという実験をしていました。
するとアルコール入りのものを飲んだ時と同じように顔が赤くなったりして、酔った感じになったのです。
思い込みってすごいなと。
本屋に行けば必ずトイレに行きたくなると信じれば、本当にそうなるかもしれませんね。
本屋だけでなく図書館やレンタルビデオ店、CD店で催す人もいるので、相性のいい場所を探すのもいいのではないでしょうか。
ではそういった場所で働けば、便秘は解消されるのではないかとも思いますよね。
しかしそううまくいくかは不明です。
客として本屋に行くたびに便意を催していた人が、本屋でアルバイトを始めた途端、青木まりこ現象は治まったという事例もあるんですよ。
本屋で催した人の声を集めてみた
本屋で便意を催したという人の声を集めました。
本屋に行ったら急に便意を催して買う予定になかった図鑑を慌てて買ってしまった。
— はいのび (@NumaImberG) 2019年1月15日
昨日昼過ぎに、娘を連れてデッカい本屋に行った。既に午前中2回も💩した娘が、その本屋でなんとまた2回も💩したんですけど、何これ。「本屋にいると便意を催す」とかいう諸説は本当だーーーっ‼︎てなった。
— k-box (@woofer407) 2019年1月19日
久々にでっかい本屋に行った。整然と並んだ本を眺めてるだけで込み上げてくるワクワク感はネットでは味わえない醍醐味。ちなみに、突然催してくる謎の便意もネットでは味わえない本屋の醍醐味。
— しゅばだば (@delusolaso) 2019年1月23日
本屋さんに行くと便意を催す人〜〜!\ハーイ/
— おうさか@無理 (@ousaka_ritoru) 2019年1月23日
本屋さんに入って3分、便意を催しました。
— ブガー (@OayJL3AKhELgSkP) 2019年1月25日
私の便秘解消法!ズバリ、それは本屋さんに行くことです。昔から本屋さんに行くと便意を催していたのですが、こういう人は実は結構いるみたいです。いろいろと根拠もあるみたいで、紙やインクの匂いが影響しているとかリラックス効果が自律神経に働くとか言われています。
— 便秘に悩む女子OLあるある@フォロー歓迎 (@Girl_benpi) 2019年1月27日
本屋で立ち読みしてたら急に便意が…と思ったらトイレ空いてなかった…
やばたん…— のどか🐰 (@akihabaraniiru) 2019年2月5日
本屋とかに入ると便意がもよおすの非常に辛い
— たびチノ🐇 (@yurutetu) 2019年2月7日
結構いるんですね。
青木まりこ現象はすごいです。
本屋の香りスプレーで便秘解消?
青木まりこ現象に目をつけて、なんと本屋の香りを再現したスプレーが販売されているんですよ。
冗談のような本当の商品がこちら
これによると本屋・図書館で便意を感じたことがある人は52%もいるそうですよ。
2人に1人は実感しているのですから、青木まりこ現象が生まれるのも納得です。
このスプレーは本屋と図書館で集めた数百種類の香りサンプルを研究し開発したそうで、近畿大学の教授が監修していることから、商品化の本気度が伝わってきます(笑)。
ただ購入する人は多くないらしく、レビュー数は少ないです。
香りは本屋さんではないという声もちらほら。
本屋に行ったほうが早いのではないかと感じます。
まとめ
本屋で便意を催すという「青木まりこ現象」にははっきりした原因はありませんが、確かにある程度事実のようですね。
本屋で無性にトイレに行きたくなったのに、我慢して本屋を出ると便意がなくなったという経験も私にはあります。
便秘の人は「便意は逃さない」が大切ということですね。
もし本屋にはあまり行かないという便秘の人なら、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
本屋で動き回ることも軽い運動になっていいですしね。