なた豆は古くから漢方として利用されてきましたが、現在ではお茶やサプリメントで手軽に摂取できるようになっています。

なた豆と言えば「膿取り豆」として有名ですが、便秘の解消にも役立つのです。

他に期待できる効果や副作用、選び方、口コミまでご紹介していますので、じっくりお読みください。

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なた豆の特徴

なた豆は熱帯アジアやアフリカ原産のマメ科の一年草で、日本へは江戸時代に入ってきました。

30~50センチほどの大きなさやがなたや刀に似ていることからなた豆と名付けられました。

なた豆には食用にされる白なた豆・赤なた豆と、毒があって食用にできないタチナタマメやタカナタマメがあります。

豆はお茶や煮豆などに利用され、さやは福神漬などに利用されます。

なた豆というと見たこともないという人が多いと思いますが、福神漬として身近な食材に利用されているのですね。

タチナタマメは茎が立ち「ジャックと豆の木」のモデルにもなった植物。ああ、あれね、と思い浮かぶでしょうか?

なた豆は日本では主に鹿児島県での栽培が盛んです。

なた豆茶は豆の香ばしい香りとまろやかな味わいが特徴です。

成分と効果

なた豆茶には次のような成分が含まれています。

ウレアーゼ、カナバニン、コンカナバリンA、亜鉛、鉄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、リン、たんぱく質、サポニン、食物繊維

 

では期待できる効果を一つずつ見てみましょう!

便秘の解消

なた豆は食物繊維が豊富で約36.9%も占めています。

食物繊維は腸内環境をよくする働きがあるので、便秘の解消に効果的です。

またサポニンにも整腸作用があり、便を柔らかくするため便秘の解消に役立ちます。

ダイエット効果

サポニンには血液中の余分な脂質を洗い流したり、脂肪の吸収を抑制する作用もあるため、肥満予防や改善に効果が期待できます。

また食物繊維も脂肪の吸収を抑制してくれるので、サポニンとあわせてダイエットに大きな期待ができます。

なた豆茶にはカロリーが含まれていないので、ダイエット中でも安心して飲めますね。

蓄膿症の改善

なた豆茶に含まれるカナバニンはアミノ酸の一種で、膿を排出したり炎症を抑える働きがあるため、蓄膿症の改善に効果があります。

歯周病・口臭の改善

なた豆歯磨きがあるように、なた豆茶は歯周病や口臭にも効果的です。

歯周病は歯肉などに炎症が起こっている病気ですが、カナバニンの抗炎症作用により歯肉の腫れや出血が抑えられます。

歯周病が改善することにより、歯周病が原因の口臭にも効果的です。

冷えの改善

サポニンやカナバニンには血行をよくする作用もあります。そのため冷え性の改善にも効果的です。

腎機能を高める効果

なた豆茶に含まれるウレアーゼという酵素は腎臓の機能を活性化するのに役立ちます。

ウレアーゼは尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する働きがあり、細胞にとって有害なアンモニアを体外に排出させることができるのですね。

そしてなた豆特有成分のコンカナバリンAは腎臓のろ過機能の回復に効果的とされています。

むくみの改善

腎臓の機能が低下すると余分な水分や塩分を排出できなくなり、むくみとなって現れます。

コンカナバリンAやウレアーゼによって腎機能が高まることで、むくみの改善になるのですね。

またなた豆茶には利尿作用のあるカリウムも含まれるため、むくみを解消するのに効果的です。

アレルギー症状の緩和

コンカナバリンAには免疫力を高める働きもあります。

抗炎症作用のあるカナバニンとともに花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の改善に効果的です。

痔を改善する効果

カナバニンは血行を促進し体内の毒素を体外に排出したり、膿を排出する働きがあるため、痔や痔ろうの改善に効果が期待できます。

副作用はある?

なた豆茶には副作用はないとされます。

カフェインは含まれていないので、妊婦さんや子どもでも安心して飲むことができます。

赤なた豆にはわずかに毒性が含まれていますが、加熱することで消えてしまうため、きちんとした製法で作られていれば心配する必要はありません。

なた豆茶は食物繊維が豊富なので、下痢する人もいるようです。

1日500mlぐらいが良いとされるので、それを目安にほどほどにしておきましょう。

選び方

赤なた豆茶と白なた豆茶。どちらを選んでいいのか迷いそうですね。

赤なた豆茶のほうが有効成分が多いとしているサイトもありますが、【丹波なた豆茶】の販売元のこやま園さんによると

両者の効果を比較したり、成分と効果の関連ずけをした研究は特になされていないようです・・・2000年に発売して以来、白はとても貴重でした。日本で販売されている昔の「薬草辞典」には白が良いと言われていました。

引用 こやま園

とあります。

薬草辞典に白が良いと書かれているなら白が良さそうに思えますが。

なぜ白が良いのか根拠がわからないので、白なた豆茶がおすすめですよとは言いにくいですね。

効果に違いがないなら両方飲み比べてみるのもいいでしょう。

また楽天人気ランキングで1位のものや口コミ数の多いものはそれだけ売れている証拠なので、購入の参考になると思います。

なた豆茶の中にはハトムギや黒豆などが配合されているものもありますが、純粋になた豆茶の効能を求めるなら、100%かどうか確かめて買いましょう

口コミから効果を確認

楽天人気ランキングで1位になり、口コミ数が圧倒的に多いこやま園の【丹波なた豆茶】から口コミをご紹介します。

便秘が解消

鼻には効果が見られませんでしたが、数年前からの便秘が4日で治りました。本当に意外で驚いてます。安心してその後に3日飲むのをサボったら出なくなりましたので、慌てて飲み始めるとまた快便です。
40代女性

蓄膿症が改善

蓄膿症の炎症での発熱が年に2~3回あったのが、なた豆茶を飲む事により、なくなりました。発熱はやっかいなので、非常にたすかっております。便通、おしっこの回数も増えて、からだの無駄なものが出ていっている感じがして、今では欠かせないです。
30代男性

鼻炎が改善

鼻炎がひどい娘用。飲み始めてからマシになった感じです。味も美味しく、私も一緒に飲んでます。
40代女性

花粉症が改善

この季節になると、なた豆茶を飲まないといけないと思い出すんです。やはり花粉症は辛いので、少しでも楽にすごしたいですからね。毎年飲むんですが、楽になったような気がします。
40代男性

口臭と体臭が改善

鼻には勿論ですが、何より体臭や口臭に効きます!飲み始めてすぐに主人の匂いが消えました。これにはびっくり。
40代女性

お腹が緩くなった

コップ2杯ほど飲んでしばらくしたら、お腹が緩くなり、トイレを何度も往復してしまいました。このお茶が原因かどうか判りませんが、飲用をやめました。
30代女性
口コミのまとめ
蓄膿症や副鼻腔炎などに効果があったという人が多いです。効果がなかった、合わなかったという人も。

まとめ

なた豆茶は便秘の解消やら蓄膿症の改善やらいっぱい効果が期待できる健康茶です。

なた豆という名前だけ聞くとどんな豆だろうと思いますが、実はすごい効果・効能があったんですねぇ。

しかし飲めばすべての効果が誰にでも現れるというわけではありません。

あくまでも健康茶なので、即効性は期待せずに毎日続けることが大切ですね。

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