独特の苦味で苦手な人も少なくないゴーヤですが、ゴーヤ茶にすると苦味は少なくなり飲みやすくなります。

しかもゴーヤ茶にすると栄養が凝縮され、生のゴーヤよりも栄養価が高まるんですよ。

そんなゴーヤ茶はさまざまな効果が期待できますが、便秘の解消にも役立つのです。

便秘に悩んでいるならゴーヤ茶を試してみてはどうでしょうか。

ゴーヤ茶の他の効果、副作用、飲み方までご紹介していますので、じっくりお読みください。

ただ即効性は期待できないので、すぐに便秘を解消したい人は管理人おすすめの便秘茶をご覧ください!

ゴーヤの特徴

ゴーヤは熱帯アジア原産のウリ科の植物で、沖縄での収穫量が全国の3割以上を占めています。

沖縄以外では南九州での栽培が盛んです。

ゴーヤは沖縄の方言で、ニガウリのことを指し、沖縄野菜の代表とも言えるもの。

ゴーヤチャンプルーが有名ですよね。

ゴーヤは鮮やかな緑色ですが、緑黄色野菜ではなく淡色野菜になるんです。

食用以外にも日差しを遮る緑のカーテンにも使われていますね。

ゴーヤ茶は苦味も少なく、ほうじ茶に似たほのかな甘みとコクが特徴です。

成分と効果

ゴーヤ茶には次のような成分が含まれています。

ビタミンC、カリウム、カルシウム、モモルデシン、食物繊維、鉄分、タンパク質、カロテン、リノレン酸

 

お茶には生のゴーヤよりカリウムは15倍カルシウムは18倍鉄分は27倍も含まれています。

こんなに栄養が増えるなら苦いゴーヤを我慢して食べるより、ゴーヤ茶を飲んだほうがずっといいですよね。

では期待できる効果を一つずつ見てみましょう!

便秘の解消

ゴーヤ茶には不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維とは水に溶けない食物繊維のことで、便のかさを増やし、腸を刺激してぜんどう運動を活発にする働きがあるため、便秘の解消に効果的です。

また有害物質を吸着して便とともに排泄する働きもあります。

血糖値を下げる

ゴーヤ茶に含まれる苦味成分のモモルデシンはインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病の予防に効果が期待できます。

疲労回復

モモルデシンは胃液の分泌を促して食欲不振を解消する働きもあり、夏バテや疲労回復に効果が期待できます。

美肌効果

ゴーヤ茶には美容にいいビタミンCがたっぷり含まれています。その量実にレモンの3倍!

しかもゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいとされます。

ビタミンCはメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防いだり、コラーゲンの生成を促す働きがあるため、美肌に効果的です。

貧血予防

ゴーヤ茶には鉄分が豊富に含まれているため、貧血の予防に効果的です。

また豊富に含まれるビタミンCは鉄分の吸収をよくする働きもあるため、より効果的に摂取できます。

むくみの解消

ゴーヤ茶に含まれるカリウムは体内の余分な水分や塩分を排出する働きがあるため、むくみの解消や高血圧の予防に効果的です。

ダイエット効果

ゴーヤの種子に含まれるリノレン酸は体内で共役リノール酸に変わり、蓄積した脂肪を分解、燃焼、抑制する働きがあると言われるため、ダイエットに効果が期待できます。

副作用はある?

ゴーヤ茶にはカフェインが含まれておらず、副作用はないとされます。

子どもからお年寄り、妊婦さんも安心して飲めます。

妊娠中に不足しがちなカルシウムや鉄分もたっぷり含まれていますし、妊娠中になりやすい便秘の解消にも効果があるので、妊婦さんにおすすめですよ。

ただ、ゴーヤ茶にはカリウムが豊富に含まれているため、カリウムの摂取を控えなければならない人は飲用の前にお医者さんに相談してくださいね。

飲み方

急須にゴーヤを入れて熱湯を注ぎ、5分ほど待ってしっかり成分を抽出させてから飲みましょう。

ただ時間が長すぎると苦味が強くなるので、苦味が苦手な人は最初は短めで試したほうがいいかもしれません。

ゴーヤ茶を便秘解消のために飲むならば、朝起きたらすぐに1杯飲むことをおすすめします。

腸が刺激を受けて活発に動き出すからです。

便秘は水分不足も原因の一つなので、こまめに少しずつ摂るのがいいでしょう。

ダイエットのために飲む人もこまめに飲みましょう。特に食事と一緒に飲むと血糖値の急上昇を抑えることができて効果的です。

ゴーヤ茶は苦味が少ないですが、気になる人は冷やして飲むと飲みやすくなりますよ。

出がらしも食べると効果的

ゴーヤ茶の出がらしも食べると、栄養を余すところなく摂ることができます。

佃煮にすると美味しいので、ご飯のお供にどうでしょうか。作り方は簡単です。

フライパンに油をしき、出がらしをよく炒め、適量の醤油、砂糖、みりんで味付けしたら出来上がり♪

味はお好みで調節してください。

出がらしまで食べるのはちょっと・・・という人は粉末状のゴーヤ茶もあるので、そちらがいいでしょう。

ゴーヤの栄養をまるごと摂ることができますし、味が苦手なら他の飲み物に混ぜて飲むこともできますね。

種子にダイエットに効果的なリノレン酸(食べると共役リノール酸に変化)が含まれているので、種子もわたもまるごと摂れる粉末のゴーヤ茶もおすすめですよ!

まとめ

ゴーヤは苦手という人でも気軽に飲めるのがゴーヤ茶です。

しかもゴーヤ茶のほうが栄養価が高いので、わざわざゴーヤを調理する必要もないですよね。

便秘の解消や美肌効果、ダイエット効果と女性にはうれしい効果がいっぱいあります。

即効性は期待できませんが、毎日飲むことで効果が現れやすくなります。

健康のために毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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