クコ(枸杞)は杏仁豆腐などの上に乗っている赤い実でお馴染みですが、「スーパーフード」と呼ばれ、高い栄養価があることから注目されています。

クコの葉から作られるクコの葉茶(クコ茶)は「延命茶」と呼ばれ、こちらもさまざまな効果効能が期待できます。

延命という名前からしてただ者ではない感がありますよね(笑)。

で、期待できる効果の一つが便秘の解消なんですよ。

普段飲むお茶をクコ茶に変えて、毎日スッキリできたらいいですよね。

他の効果や副作用、飲み方もご紹介していますのでじっくりお読みください!

クコ茶の特徴

クコは東アジア原産のナス科の落葉低木で、乾燥させた果実・根皮・葉は、それぞれ枸杞子(クコシ)・地骨皮(ジコツヒ)・枸杞葉(クコヨウ)と呼ばれ生薬として利用されています。

クコ茶は中国では2,000年ほど前から、日本では平安時代から飲まれてきた健康茶です。

世界三大美女の一人、楊貴妃も飲んでいたと言われ、健康と美を保つ秘訣だったのではないでしょうか。

クコの実は甘みと酸味がありますが、クコ茶はほのかに草っぽい独特の味が特徴です。

成分と効果

クコ茶には次のような成分が含まれています。

ベタイン、ルチン、カリウム、リノール酸、ビタミンB1、B2、C、β-シトステロール、ゼアキサンチン、クコタンニン、ヘスペリジンなど

 

では期待できる効果を一つずつ見てみましょう!

便秘の解消

クコ茶に含まれるリノール酸には便の滑りをよくして出やすくしたり、腸を刺激してぜん動運動を促す働きがあるため、便秘の解消に効果的です。

コレステロールを下げる

クコ茶に含まれるβ-シトステロールとリノール酸にはコレステロールを下げる働き、ルチンには血圧を下げる働きがあります。

そのため動脈硬化と高血圧の予防や改善に効果が期待できます。

冷え性の改善

クコ茶に含まれるヘスペリジンはポリフェノールの一種で、ルチンとともに毛細血管を強くし、血流をよくする作用があるため、冷えの改善に効果的です。

肝臓病の予防

クコ茶に含まれるベタインには肝臓への脂肪の蓄積を防ぎ、肝機能を正常化する働きがあるため、脂肪肝の予防や肝機能の向上に効果が期待できます。

眼病の予防

クコ茶に含まれるゼアキサンチンは目の網膜に存在し、強力な抗酸化作用を持つ成分で、目の健康を保つ働きがあります。

そのため、視力低下や白内障、黄斑変性症などの予防に効果的です。

疲労回復

クコ茶に含まれるビタミンB1は「疲労回復ビタミン」と呼ばれ、エネルギーの代謝を助ける働きがあります。

エネルギー代謝が効率よく行われることで疲労が回復するのです。

副作用はある?

クコ茶はカフェインを含んでいませんが、妊婦さんや授乳中の人は控えたほうがいいでしょう。

クコ茶に含まれるベタインには月経の促進や人工中絶の作用を引き起こす可能性があるからです。

妊婦さんや授乳中の人でも安心して飲める便秘茶はこちらをご覧ください。

またクコはナス科のためナス科にアレルギーのある人も避けたほうがいいですね。

クコ茶は飲みすぎると下痢や腹痛を起こす可能性があるので、ほどほどにしておきましょう。

飲み方

クコ茶は独特の風味で飲みにくいと感じる人もいるようです。

飲みづらい時はハチミツを加えたり、ほうじ茶や玄米茶など他のお茶と混ぜると飲みやすくなりますよ。

また冷やして飲むと温かいのよりニオイが減って飲みやすくなります。

クコ茶は一度に大量に飲んでもすぐに効果が現れるわけではないので、毎日気長に続けることが大切です。

薬ではなくあくまでも健康茶なので、必ず期待できる効果が出るものではないということも頭に入れて飲んだらいいですね。

クコの実との違い

クコの実もクコの葉も同じような効果効能がありますが、クコの実はビタミンCが豊富で、オレンジの500倍も含まれていると言われます。

あんなちっちゃな粒にですよ。

ビタミンCには抗酸化作用があり、シミやシワなどの肌の老化を防いでくれます。

さらにシミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑える働きや、コラーゲンの生成を助ける働きがあるので、美肌に効果的なんですね。

だから世界の有名な美女たちが毎日食べているとかいないとか(定かではありません)。

そしてクコの実には体内でビタミンAに変換されるβカロチンが豊富に含まれています。

ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、免疫力を高める効果があります。

ですから高い美容効果と視力低下の予防を期待するならクコの実を食べたほうがいいということになりますね。

ただクコの実は中国産がほとんどで、国内産のものは見当たりません。

中国産はちょっとという人はクコ茶なら国産のものがあるので、そちらがおすすめですよ(なぜ葉のほうは国産があって実はないのか不思議ですが)。

楽天で一番人気のクコ茶はこれ
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クコ茶レビュー

上でご紹介した川本屋のクコの葉茶のティーバッグの方を購入し、取り寄せました。
便秘の解消というより、最近目が疲れがちなので、目にいいかなと思ったんですよね。
こんなティーバッグが20包入っていました。
湯呑に入れてお湯を注ぐだけなので楽です(笑)。
説明書きにあるとおり、お湯を注いでから約1分待つとこんな感じに。
ティーバッグを振り振りして成分をギュッと出すとこんな色に。
ニオイは、うん、草っぽいなと(笑)。
飲んでみるとどことなく辛味を感じさせ、清涼感があります。だから飲んだ後はすがすがしい感じになるんですよね。
当たり前かもしれませんが、クコの実とは別物です。
私には飲みにくいということは全くなく、どちらかというと好きなほうでした。
何の味に似ているのだろう?独特ですね(笑)。
私はいつも夕食時に飲んでいましたが、カレーとは合いませんでした。
カレーを食べながら飲むと、クコ茶の辛味が増すので合わないんですよねぇ。
それ以外はご飯と一緒に美味しく飲んでいました。
毎日1包ずつ飲むこと20日間。肝心の目への効果はよくわからず。
便秘への効果もいまいちでした(o´_`o)

まとめ

クコ茶は肝臓病や眼病の予防効果があるのが特徴的な健康茶。

「延命茶」と呼ばれているくらいですから、飲めば寿命が伸びるくらい健康になれるのかと期待を持たせてくれますよね。

疲労回復効果もあるので、お仕事や家事などで疲れ気味の人にもピッタリですよ!

その他の効果にも期待したい人は試してみてはどうでしょう。

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